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[Blog]米国消費の新潮流「ミレニアルズ」

先日、新聞で「ミレニアルズ」という言葉をはじめて見ました。米国の20代を中心とする若い世代を指し、その消費スタイルが、小売りやサービス業に変革を迫っているというのです。

ミレニアルズの特徴は、「買い物はネット」「健康志向」「保有よりも共有」。幼少からネットやソーシャルメディアに親しみ、ヘルシーな食事や旅行にはお金を使うけど、家や車を持つことに興味がないということです。また、これ見よがしに巨大なロゴの入ったブランド品も敬遠する一方、スポーツブランドなど、健康的でおしゃれなものには価値を感じ、多少高価でも出費をためらわないのも特徴だそうです。

「上品とはほど遠く、巨大なアメ車を転がし、ファーストフードをかじり、コーラをがぶ飲みする」という、私が勝手に想像する米国人像とは正反対の、まさに新世代のライフスタイルです。

考えてみるると、日本でも高額な欧州車の所有に憧れ、ブランド品をありがたがるのは、40代以上、特に「バブル期」の空気を吸った世代であり、若者層は「自動車を所有しない、そもそも免許を取らないと」自動車メーカをやきもきさせている。また彼らはネットを上手に使いこなして情報を得る、あるいはコミュニケーションをしている。日本版ミレニアルズといたところでしょうか?

広告やマーケティングに関わる者として、このような流れを無視できないのは、彼らが商品やサービスの評判について、ソーシャルメディアを通じて世の中に発信し、それが瞬く間に広がること。また、ネットの情報によるジャッジの比率がこれまで以上に高まることです。

このような消費者がこれからの顧客であり、コミュニケーションをとるべき相手であることを前提に、これからは広告やマーケティングの仕組みを設計していかなければなりませんね。

2015-05-04 | Posted in BlogNo Comments »